平和教育の関連年表
国内の平和教育関連 | 平和教育関連の出版物 |
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1945 GHQより四大教育改革指令 1946.3 「米国教育使節団報告書」を提出 1946.5 文部省より「新教育指針」 1946.11 日本国憲法の公布 1947.3 教育基本法の公布 1947 文部省『学習指導要領(試案)』で社会科を新設 1947.8 広島で平和祭式典(第1回)を開催(1951年より「平和記念式典」、1968年より「平和祈念式典」) 1949 「原爆参考資料陳列室」を開設(広島市中央公民館内) |
1946.8 アメリカの週刊紙『ニューヨーカー』(9.31号)にジョン・ハーシー「No More Hiroshimas(ヒロシマ特集)」 1947.8 文部省『あたらしい憲法のはなし』 |
1951 『学習指導要領(試案)』の社会科の中学校3年で「平和への教育」の項目を設定 1951.1 日教組のスローガン「教え子を再び戦場へ送るな」(日教組中央委員会の決議) 1952.10 映画「原爆の子」 1955.4 長崎国際文化会館(現長崎原爆資料館)の開館 1955.8 第1回原水爆禁止世界大会を広島で開催 1955.8 広島平和記念資料館の開館 1956.8 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の結成 1958.5 「原爆の子の像」を広島平和公園内に建立 |
1951.10 長田新編『原爆の子』 1952 朝日新聞社『アサヒグラフ、原爆被害初公開』 1955 『うれうべき教科書の問題』を日本民主党が作成 |
1966.7 広島市議会、原爆ドーム永久保存を決議 1968.7.2 広島市教委が市立学校に平和教育の導入を決める(『原爆教育の手引き』の作成検討へ) 1969 広島県被爆教師の会の結成 |
1960.3 日本ユネスコ委員会『学校における国際理解教育の手引き』(1971 改訂版発行) 1969.8 広島平和文化図書刊行会『ヒロシマの証言』 1969- 長崎の証言刊行委員会『長崎の証言』創刊号 |
1970.7 東京地裁、家永教科書裁判に違憲判決(杉本判決) 1971 原爆被爆教師の会全国連絡会の結成 1971 東京大空襲を伝える会の結成 1972 広島平和教育研究所の設立(広島県教組) 1973.10- 第1回全国平和教育シンポジウムの開催 1973 日本平和学会の発足 1974.6 日本平和教育研究協議会が結成される 1975 広島大学平和科学研究センターの開設 1976- 日本教育学会が「平和教育」の課題研究部会を開催(-2002) 1975 沖縄県立平和祈念資料館の開館 1976 第五福龍丸展示館の開館(東京) 1978 長崎市教育委員会「平和に関する教育の基本三原則」定める(「原爆を原点とするものではない」との文言記載) 1979 被爆者取材助成計画(アキバ・プロジェクト)の開始(広島市)(-1988) |
1972 広島市教育委員会『平和教育の手びき(小学校編)第一次試案』 1973 広島市教育委員会『平和教育の手びき(中学校編)第一次試案』 1973 「はだしのゲン」が週刊誌で連載開始。 1973- 広島平和教育研究所年報『平和教育研究』の発刊 1974 Wulf ed., Handbook on Peace Education. 1976- 日本平和教育研究協議会編『平和教育』の創刊(-2010) 1976 Haavelsrud ed., Handbook for Peace Education: Reflection and Action. 1977 国民教育研究所編『平和教育の理論と実践』 1978 長崎市教育委員会『平和に関する指導資料(試案)』 1978 藤井敏彦編『幼児期の平和教育』 |
1980- 原爆記録映画10フィート運動の開始 1982 日本開発教育協議会が発足する 1982 神戸大学教育学部で「平和教育」の授業が始まる 1982 文部省による教科書検定が国際問題化する(教科書問題) 1983 アニメ「はだしのゲン」が公開される。 1982.10 軍縮教育の国際シンポジウム(WTO:世界教職員団体連合)を広島で開催 1987 滋賀大学教育学部で「平和教育」を開講 1989 ひめゆり平和祈念資料館の開館(沖縄) |
1981 広島平和教育研究所編『平和教育実践事典』 1981 日本教職員組合他編『平和教育教材資料(小学校編)』 1982 日本教職員組合『平和教育運動史-日教組教研30年の歩み』 1982 広島平和教育研究所編『平和教育入門』 1985 広島平和文化センター編『平和事典』 1987 神奈川県平和教育懇話会「学校における平和教育のあり方について」 1988 Betty Reardon, Comprehensive Peace Education. 1988 Ian Harris, Peace Education. |
1991 大阪国際平和センター(ピースおおさか)の開館 1992.5 立命館大学国際平和ミュージアムの開館 1992.7 第14回国際平和学会(IPRA)大会が京都で開催 1996 広島市立大学の平和研究所発足 1996.12 原爆ドームを世界遺産に登録 1998.2 地球市民かながわプラザが開館(神奈川県) 1998.11 第3回世界平和博物館会議を大阪と京都で開催 |
1990 『平和教育実践選書』(平和教育の実践を分野別に整理したもの)。 1991 『環境教育指導資料(中学校・高等学校編)』文部省。 1993 沖縄県教育委員会『平和教育指導の手引き』 1995 歴史教育者協議会編『平和博物館・戦争資料館ガイドブック』 1995 西田勝・平和研究室編『世界の平和博物館』 1993 Åke Bjerstedt ed., Peace Education: Global Perspectives. 1996 Burns & Aspeslagh ed., Three Decades of Peace Education Around the World: Anthology. |
2002.8 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が開館 2000 長崎市教育委員会「平和教育の基本三原則」定める(「原爆を原点とするものではない」との文言削除) 2002- 沖縄平和賞の授賞が始まる 2004 対馬丸記念館が開館 2006.3 しょうけい館(戦傷病者史料館)が開館(東京) 2006 広島市市教委は「平和教育の指導資料」を市内全小中学校の校長に配った 2006 教育基本法改定 2007 堺市平和と人権を尊重するまちづくり条例 2009 恵泉女学園大学に日本で最初の「平和学研究科平和学専攻」(修士課程)が開設される |
2001 日教組平和学習冊子編集委員会『総合学習の時間に生かす、これが平和学習だ』 2002 Salomon and Nevo eds., Peace Education . 2002 国連総会で、軍縮・不拡散教育に関する国連事務総長の報告書が採択 2003 大阪府教育委員会『平和教育に関する事例集』 2005 貝塚市教育委員会「平和教育基本指針」 2004 Journal of Peace Education(国際平和学会・平和教育部会編)が創刊 2005 リアドン他『戦争をなくすための平和教育』 2008 Monisha Bajaj ed., Encyclopedia of Peace Education. 2009 村上登司文『戦後日本の平和教育の社会学的研究』 |
2011.4 広島市立大学大学院国際学研究科で修士(平和学)の学位が取得できるようになる 2013 『ひろしま平和ノート』を広島市立学校の児童生徒に配布(2013年度より) 2016.9 安保法成立 |
2010 佐貫浩『平和的生存権のための教育』 2011 西尾理『学校における平和教育の思想と実践』 2011 竹内久顕編『平和教育を問い直す』 2014 寺田佳孝『ドイツの外交・安全保障政策の教育』 2017 「平和教育学事典」のHP作成 |