平和教育授業研究会(第12回)を開きますのでぜひご参加下さい。

 ペグ(PEG:平和教育授業研究会)は平和問題に関心があり、21世紀が平和な世紀になることを望みながら、現在の社会・国際状況で平和教育をどう進めたら良いかについて情報を交換する人々の研究会です。

 


研究会の日程
 テーマ:「平和教育の展開と平和構築:
        今までの平和教育を元にして平和をつくる教育を考える


 日時は2010年8月23日(月)午後1時半から5時半の間(午後1時開場)

 場所は京都教育大学(藤森キャンパス)のF棟2階、F21号教室(当日掲示で案内)
   アクセス:http://www.kyokyo-u.ac.jp/kouhou1/access.html
   (京都駅からJR奈良線で8分、「JR藤森駅」下車、徒歩3分) 
 
 料金 無料
 ※ 平和教育学研究会と共催で開催します

 当日の会の内容は、 
 @はじめに 経過とテーマの説明(村上登司文)  
 A『戦後日本の平和教育の社会学的研究』の4章を紹介(田村かすみ氏)
 B「平和教育の課題と展望」(竹内久顕氏)      
 C平和教育について情報交換と意見交流


 問い合わせ先または報告申し込みのメール: murakami@kyokyo-u.ac.jp または電話:075-644-8194
 平和教育授業研究会(ペグ)のホームページ:
     http://kyoiku.kyokyo-u.ac.jp/gakka/murakami/PEG/PEG.htm
     
○テーマについて
 戦後65年が経過しましたが、まずその間の平和教育の展開を確認することが必要です。それを元にして、今後の平和教育の課題が明らかになり、今後の方向を探ることができます。国際状況の激しい変化の中で、平和教育の進むべき方向についての指針が学問的に充分示されているとは言えません。
 今回のペグでは、2010年の節目に、今迄の平和教育を振り返ります。これからの平和教育は、「平和構築(平和をつくる)」の視点から、考えることができます。今回は、『戦後日本の平和教育の社会学的研究』を手がかりに、平和教育の展開を見つめ直します。さらに、これからどのような平和教育ができるか、自由に意見を交流することができればと思います。意見交流では、今までの平和教育を振り返り、それぞれの教育現場で平和に関してどのような実践ができ、今からどのように発展させればよいかについて、参加者で話し合います。
 今回は、平和教育学研究会の世話役で東京女子大学教員の竹内久顕さんと、兵庫県の教員の田村かすみさんにご報告をお願いしています。

 なお、本を持っていなくても参加できるような会にする予定です。
 購入希望の方には、会への参加者の内で先着3名様に、本を定価の2割引でお分けします

○報告予定
@田村かすみ氏:
 『戦後日本の平和教育の社会学的研究』の第4章「学校教育における平和教育」を中心に紹介します。この本では社会科で学習指導要領における変遷を記述しています。田村さんは、国語科で平和教育に関する規定についても報告で触れる予定です。

A竹内久顕氏:「平和教育の課題と展望」
 これまでの日本の平和教育の到達点を踏まえて、まだ残されている課題について整理し、平和教育の今後の展望について報告されます。竹内さんの報告では、本の第10章「まとめ」に即しながら問題提起をする予定です。

○関連リンク
平和教育学研究会のホームページ:
    http://www.ngo-npo.org/peace-education/index.html
『戦後日本の平和教育の社会学的研究』の内容:
    http://www.gaku-jutsu.co.jp/article/13556531.html


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